診療所の看護師としての執筆

来年の発行予定の雑誌の執筆ようやく編集者さんに送るともう12月です。

診療所の看護師として何をしているか?を執筆をしながら常に考え、このような機会を頂く度に整理してきました。

今回はプライマリケアとして診療所の看護師の視点や考えをまとめてみました。イギリスのGP(家庭医)などの考えも踏まえつつ日本の医療の中で診療所につとめる看護師が地域医療としての役割、プライマリケアとして地域の支援者として子どもと家族の方々におつきあいさせていただいてるなと改めて考えながらまとめました。

プライマリケアはアルマアタ宣言で唱えられています。個としての人間・家族としての人間・社会としての人間の生活の中で、病態全体とかではなく、人間としての関係や営みから寄り添い、子どもと家族の成長を見つめる。たまに受診したら「大きくなったね」と子どもと親に声を掛け「成長を認め」「子育てしてきたご苦労と成果」を称える。一言の声かけの中にもそんな気持ちを持って自分はやっているんだなーなどと考えました。

診療所へ病気だけを相談するもよしです。ちょっと気になることを話しに来るも良しですね。全国どこでも同じ水準の医療の提供を担保しながらも、「この診療所で診てもらおう!」そんな信頼される小児看護の専門性と子どもと家族のプライマリケアを実感していただきたいと今回の執筆をしながら考えていました

2020年12月03日