今だからつながり合う地域医療を提供への思い

新型コロナによる様々な変化の中、小児科診療所として地域の医療に関わっております。
来院控えにより予防接種などの摂取率の低下が危惧され小児科学会も定期接種を受けるように呼びかけるメッセージが発表されるなど、子どもたちの健康と成長のなかで憂慮される状況もあります。
また、長期投与薬に関して来院を躊躇された結果、服薬が切れた状態のまま経過してしまっている子どもたちなども多くいらっしゃります。
当院では、感染への恐怖から予防接種や一般診療への来院控えなどされている方へ予約時間の配慮などを行い、過密状態の中での受診を避けるなどご提案し3月から対応してきました。不安や恐怖により通常行えている判断を鈍らせてしまうこともあります。
人との距離などが求められる時期だからこそ医療と家庭が密に相談し合い、不安や恐怖を一人で抱え込まず本来持つ判断力や対処力を維持してゆく事が大切だと感じます。看護はご家族と子ども汰知の生活を配慮し、子どもたちの現在の状況に配慮し、医療とつながるためにご相談を伺い調整をさせて頂いております。
距離がある以上につながり合う地域医療を提供できたらと考えていますので、医療が皆様の生活に寄り添いたいと常に願っていることをどうぞ心にとどめて頂きご相談頂けたら幸いです。

2020年07月03日